DeNA 2年目・松尾がうれしいプロ初打点 約4カ月ぶりの先発マスクで緊張 試合前にはZZZ…

[ 2024年8月10日 22:54 ]

セ・リーグ   DeNA14―4ヤクルト ( 2024年8月10日    横浜 )

<D・ヤ>2回を投げ終えベンチへ戻る大貫(右)と松尾(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAはともに今季最多となる19安打&14得点でヤクルトに大勝した。

 打順が6番に下がった牧が2安打4打点、梶原が自身初の1試合5安打を記録する中で、22年ドラフト1位の2年目捕手・松尾も記念の一打でファンを沸かせた。

 4回2死一、二塁で左翼線に適時二塁打。うれしいプロ初打点をマークした。ヤクルトの右腕・ロドリゲスの150キロ超の直球に押し込まれ「このままいったらマジで打てへん」と思ったという。

 その時に打席で「パッと思いついた。(バットを)短く持ってコンパクトに振ろう」。松尾はバットをひと握り短く持ち直して、154キロの直球を見事にはじき返した。

 6、8回にも安打を放ってプロ初の猛打賞。お立ち台に上がり「夢見ていた舞台。うれしい」と喜んだ。

 この日先発の大貫と2軍でバッテリーを組んでいたことで、4月10日の中日戦以来となる先発マスクでの起用。試合前は緊張してベンチ裏をうろうろと動き回っていたが「じっとせなアカン!」と、1時間ほどリカバリールームで寝ていたという。

 まさに大物。大阪桐蔭では春夏の甲子園で通算5本塁打を放った大器は「これからも与えられたチャンスを全うできるように頑張る」と誓った。

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