ロッテ・唐川 本拠地で7年ぶり先発勝利「これが最後だと思って毎回上がってるので…」

[ 2024年8月10日 21:57 ]

パ・リーグ   ロッテ3ー1オリックス ( 2024年8月10日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>2538日ぶりの本拠地での先発勝利を挙げた唐川(左)。右は石川慎(撮影・長久保 豊)
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 ロッテは先発の唐川が6回4安打1失点と好投、今季3度目の先発で2勝目、本拠地での先発では17年8月29日のオリックス戦以来、約7年ぶりの白星を挙げた。

 6回1死二塁から決勝打を放った石川慎とともにお立ち台に上がった35歳の右腕は「純粋にうれしいです。前回の登板から2週間空いてて、立ち上がりしっかり入れるかなっていうのは不安だったんですけど、毎回投げる試合はこれが最後だと思って毎回上がってるので、それがいい風に作用したかなと思います」と端正なマスクを崩した。

 3回までは1人の走者も出さないパーフェクト投球。4回に佐藤の3号ソロで先制した直後の5回、中川圭に同点ソロを被弾し、「あの1本が悔やまれます。失投ですね。意図したボールがいかなかった」と反省したが、大きな山場となる9連戦の初戦、負ければ3位転落の危機を救う好投だった。

 吉井監督は「いつもの唐川でしたね。期待通りのピッチングをしてくれました。3回り目どうかなと思ったけど、6回行ってくれたのでリリーバー、つなぎは楽になりました」とベテランの投球を称賛した。

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