スガコバ万歳!巨人・小林誠司がまたも先制打「とにかく必死」 菅野、小林に向かってガッツポーズ

[ 2024年4月18日 18:33 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2024年4月18日    甲子園 )

<神・巨>2回2死二塁、小林は先制の適時打を放つ(投手・西勇)(撮影・須田 麻祐子)
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 巨人の小林誠司捕手(34)が18日の阪神戦(甲子園)でまたしても先制打を放った。

 この日も同学年の盟友・菅野智之投手(34)と3回連続でコンビを組み、7番に入ってスタメンマスク。初回、2死一、二塁のピンチで佐藤輝を空振り三振に仕留め、無失点で切り抜けた直後の2回だった。

 2死二塁と得点圏に走者を置いて入った第1打席だ。相手先発右腕・西勇から2球で2ストライクと追い込まれながら、カウント1ボール2ストライクからの4球目、低めのチェンジアップにうまくバットを合わせて中前に運び、二走・丸を先制のホームに迎え入れた。

 三塁側ベンチ前でキャッチボールをしていた菅野は、一塁ベース上の小林に向かって何度も笑顔でガッツポーズ。この回、追加点はならなかったが、小林も満面に笑みを浮かべてベンチに戻り、チームメートたちから祝福されていた。

 小林は4月4日の中日戦(バンテリンD)で336日ぶりスタメンマスクをかぶり、菅野と657日ぶりバッテリーを組んで“スガコバ”復活。7回を投げた菅野から中川、大勢の完封リレーに導くと、同11日のヤクルト戦(神宮)でも6回を投げた菅野から中川、バルドナード、西舘、ケラーを完封リレーへと好リードした。

 この試合では0―0の6回、2死二塁で入った今季通算7打席目で相手先発左腕・高橋から左前へ先制&決勝の適時打も放った。小林はこれが今季初安打で、打点は2022年9月7日のDeNA戦(東京D)以来582日ぶり。小林V打で菅野勝利は2021年9月12日の広島戦(マツダ)以来942日ぶりという歓喜の瞬間だった。この日の安打、打点はともにそれ以来となる今季2安打目&2打点目。いずれも菅野先発試合となっている。

 ▼小林 打ったのはフォーク。とにかく必死に食らいついていきました。先制点につながり良かったです。まだまだ序盤なので気を引き締めて頑張ります。

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