阪神の助っ人が来日 ノイジーはタイガースでの日々に「ワクワク」 ビーズリー「AREする準備した」

[ 2024年1月28日 20:40 ]

来日した阪神・ノイジー(右)とビーズリー(球団提供)
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 阪神のシェルドン・ノイジー外野手(29)とジェレミー・ビーズリー投手(28)が28日午後に関西空港到着の航空機で来日した。

 ともに球団を通じてコメントを寄せた。ノイジーは「久しぶりに日本に戻ってくることができて、またタイガースでの日々が始まることにワクワクしています。再びチャンピオンになれるように、チームのためにベストを尽くしていきたいと思います」と意気込んだ。

 ビーズリーは「日本に戻ってくることができてうれしいですし、またタイガースファンの素晴らしい応援の中でプレーできることに興奮しています。アメリカでしっかりと今年もAREするための準備をしてきました。今シーズンも日本一のサポートをよろしくお願いします」と決意を新たにした。

 昨季のノイジーは133試合で打率・240、9本塁打、56打点。オリックスとの日本シリーズでは第6戦で山本(現ドジャース)からソロ本塁打を放ち、3勝3敗で迎えた第7戦では4回に宮城からの先制3ランなど4打点で貢献。9回2死では左飛を捕球し、38年ぶり日本一を決めるウイニングボールをつかんだ。

 外国人選手では異例の減俸を受け入れ、昨季から20万ドル減の年俸110万ドル(当時レートで約1億6170万円)で残留。岡田監督からは「契約するならバットを立ててこい」と打撃フォームの改造を命じられ、昨季来日2年目で本塁打王に輝いたロッテ・ポランコを引き合いに「可能性はあるよ。パッと来て1年目から打てる野手はいない」と2年目の覚醒を期待されている。外野のレギュラー確約はなく、新フォームでのアピールが注目される。

 ビーズリーは昨季、18試合で1勝2敗、防御率2・20。開幕当初のブルペン陣の一角を担い、5月途中から先発に転向し、8月3日の中日戦で来日初勝利を挙げた。来日1年目の途中に救援から先発に転向し、2年目からは先発陣の中核を担ったランディ・メッセンジャーのような進化が期待される。

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