最速164キロ、阪神新外国人右腕・ゲラが来日「新しい仲間やファンと会えるの凄く楽しみ」

[ 2024年1月28日 13:00 ]

<阪神雑感>来日した阪神・ゲラ(球団提供)
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 阪神の新外国人右腕、ハビー・ゲラ投手(28=前レイズ)が28日に来日した。

 成田空港経由で関西国際空港に午前に到着。最速164キロを誇り、救援候補として期待される。球団を通じて「ようやく日本に来ることができてうれしいです。もう自分の家にいるような感覚ですし、これから新しい仲間たちやファンのみなさんと会えることを凄く楽しみにしています」と心境を明かした。

 パナマ出身の28歳。身長1メートル83、体重86キロで右投げ左打ち。12年7月にレッドソックスと契約した当時は遊撃手だった。パドレス在籍の18年5月4日のドジャース戦でメジャーデビューして13試合で16打数2安打、1打点。19年の開幕前に投手へ転向した。

 20年8月8日のダイヤモンドバックス戦ではシンカーで101・7マイル(約164キロ)を計測。直球はもちろん、球速の変わらないハードシンカーも強みで、スイーパーも操る。昨季はブルワーズとレイズで計17試合に登板し、投手ではメジャー通算61試合で3勝1敗、防御率6・43だった。23年3月のWBCにはパナマ代表で出場した。

 阪神とは昨年11月下旬に契約。年俸100万ドル(当時のレートで約1億4700万円)の1年契約で、投手では球団初の背番号「00」をつける。昨季レイズで「99」、傘下3Aで「55」だったこともあり、球団から提示された複数候補から「ぞろ目」を選んだ。

 オフの外国人補強では唯一の新加入。岡田監督は同じ中南米、ドミニカ共和国出身のヨハン・ミエセス外野手(28)が来日2年目を迎えることを踏まえ、「ちょうど友達できてええやん、ミエちゃん。しゃべれるやん、スペイン語で」と相乗効果にも期待を寄せている。

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