DeNA度会隆輝 最初に中日から1位指名…笑顔になるまでの“間” 立浪監督から電話もらっていた

[ 2024年1月28日 18:50 ]

DeNA・度会
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 DeNAのドラフト1位ルーキー、度会隆輝外野手(21=ENEOS)が27日に生放送されたニッポン放送「ショウアップナイタースペシャル ラジオペナントレース」(土曜後5・50)の収録部分に登場。昨秋のドラフト会議について語った。

 この日は「野球好き女子大集合!!」と題し、オリックス・田口壮外野守備走塁コーチ(54)の妻でもある元TBSでフリーの田口(旧姓・香川)恵美子アナウンサー(58)のほか、ヤクルトファンの新保友映アナウンサー(43)、西武ファンの吉田恵美(25)、中日ファンの廣岡まりあアナウンサー(25)が集結。同局の煙山光紀アナウンサー(61)を進行役に、ビジュアルだけではなくプレースタイルや言動など幅広い意味での「イケてる」プロ野球選手、「イケメン選手」について激論を交わした。

 生放送のオンエア中にもイケメン選手の一人として出演者たちから名前の挙がった度会は、そんな番組の途中に流れる侍ジャパン関連のインタビューコーナーに登場。終始明るい声で語った。

 前編となる今回は、横浜高校時代の“涙の指名漏れ”から3球団競合の1位指名を受けた昨秋のドラフト会議について。まずはドラフト前日に中日が1位指名を公表したことについて「立浪監督のほうから電話をいただいて“度会を獲ることにします”という話をいただいたので。3年前に指名漏れをしている過去があったのでうれしい、ホッとしたっていう気持ちが一番で」と語った。

 「そのなかで、本当に選ばれる瞬間まで、言っていただいてはいるものの本当に選んでくれるのかなとか、果たしてこれは本当なのかとか、いろいろな気持ちがあったので、そのなかで名前を呼んでいただいた時はホッとしたというか。前の日に公言をしていただいているので、どんな反応していいか分からなかったので。(ENEOSの)大久保監督に“笑っていいんだよ”って言われたんで“ありがとうございます”って感じで笑顔が出たんですけど」。

 笑顔まで一瞬の間(ま)があったことについてそう説明した度会。「ガッツポーズしても…。ちょっとどうしたらいいのかなっていうのが一番だったので」と照れくさそうに振り返った。

 最初の中日からDeNA、ロッテと指名が続いたが、「3球団に選んでいただくっていうのは本当に光栄なことですし。度会、度会、度会…みたいな。まさか3つ度会が来るとは思ってなかったのでとてもうれしい気持ちでした」と感謝。

 抽選の結果を待っている間は「いや、ホント、ドキドキでしたね。会見場を開いていただいて、記者の方もたくさんいて。野球の時のプレッシャーとはまた全く違うプレッシャーがあって。その時間が凄い長く感じて。(普段は)緊張しないんですけど、なんか(緊張)してんのかなって思っちゃうぐらいな時間でしたね」と回想した。

 DeNAの三浦大輔監督(50)がくじを引き当てた瞬間については「いやぁ~もう!忘れないっすね、あの時。考えるだけでも鳥肌立ちますもん。ずっと見てたチームで、父親がヤクルトだったことで横浜スタジアムにもたくさん行ってましたし。そのなかで、自分が凄い大好きなチームで野球がやれるっていうこと、なおかつドラフト1位で選んでいただけたってことを本当に幸せに思ってますし、何よりもあの瞬間っていうのは多分、度会隆輝の人生で忘れることはないでしょうね」と弾むような声で話していた。

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