中日・立浪監督「彼の力も必要なんで」　ビシエドの外野起用を示唆

中日・立浪監督　
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　中日・立浪監督が27日、国内FA権を昨季取得し、今季から日本人選手扱いとなるビシエドについて外野起用の可能性を示唆した。

　「できるのかは知らないですけど、打撃の状態が良ければ彼の力も必要なんで。そういったことも含めて、これから考えます」

　20、21年にゴールデングラブ賞に輝いた一塁の名手ながら、今季は新加入の中田がレギュラー最有力。ホワイトソックス時代は外野手で、来日1年目の16年は外野手登録として左翼で8度の先発経験がある。近年不振でも日本通算138発の打力は魅力で、春季キャンプでの外野テストも視野に入れた。

　25日に早々と来日したビシエドはナゴヤ球場室内で自主トレ。「誰がどこを守るのかは、僕が決める問題じゃない。自分が持っているものを全て出す」と強い決意を見せた。　（山添　晴治）