日本ハム清水、5年間“相棒”だった上沢にエール 阪神梅野との合同自主トレ経て10年目に挑む

[ 2024年1月28日 14:46 ]

30日の沖縄・名護入りに備え、鎌ケ谷の室内練習場で調整する日本ハム・清水
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 日本ハムの清水優心捕手(27)がプロ10年目のシーズンに無心で挑む。2年ぶりの1軍キャンプスタートが決まり、30日からの沖縄・名護入りに備え、28日は千葉・鎌ケ谷市の球団施設でスローイング、ティー打撃などで汗を流した。

 「12、1月と僕の中ではしっかりやれたと思いますし…。それを沖縄で出すじゃないすけど、自ずとやってきたことが2、3月に絶対出てくると思う。いい意味で期待してやれるんじゃないか」

 裏付けがある。18~20年ゴールデングラブに輝いた阪神・梅野隆太郎捕手(32)が音頭を取る沖縄合同自主トレに2年連続で参加。足を動かす重要性を改めて叩き込まれた。「キャッチャーはしんどいポジションなので、どうしても足が使えなくなるんですけど…。その中で足が1歩出せるか出せないかで変わってくると教えてもらいました」。さらに寝起きには白湯が効果抜群など栄養学全般も学ぶべたという。

 レイズにマイナー契約で入団する上沢直之投手(29)にもエールを送った。約5年間バッテリーを組んだ右腕に「めちゃくちゃお世話になったので。僕は1ファンというか、応援というか」と切り出すと「野球人として、人としても誰もがリスペクトできる、そういう人間性だったので。それを見習うじゃないすけど、リスペクトしてた部分をいいなと思ってやっていけたら」と目を輝かせた。

 チームにはライバルがひしめく。ドラフト2位で進藤勇也捕手(21)も入団したが「(競争は)し烈ですけど。僕はプラスに捉えていますし、自分自身に期待しています」と発言。「10年目でやることは、そんなに…。これやんないと考えると自分が苦しくなるだけなんで。自分がやる仕事をやればいいのかなと思うので。考えすぎず、シンプルに考えてやっていきたい」と清水は真っ直ぐ前を見据えた。

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