楽天・黒川が小児がんの子どもにニットキャップを寄贈 子どもの頃の“誓い“を実現

[ 2024年1月28日 12:49 ]

楽天モバイルパークで小児がんの子どもたちにニットキャップを寄贈した楽天黒川と認定NPO法人ゴールドリボン・ネットワーク専務理事の真鍋美薫氏(撮影・花里 雄太)
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 楽天の黒川史陽内野手(22)が28日、仙台市の楽天モバイルパークで、認定NPO法人ゴールドリボン・ネットワークへニットキャップの贈呈を行った。同法人を通じて宮城県立こども病院の小児がんの子どもに黒川がデザインを考案したS、Lサイズそれぞれ20個ずつ計40個が寄贈される。

 小学校6年時の担任の息子さんが、小児がんで亡くなったことを機に「プロ野球選手になったときにそういう活動というか、支援ができたらいいな」とイメージしていたという黒川。

 成人式で担任の先生と再会した際に活動のプランを伝えたといい、「先生がよく言ってたのは“野球だけじゃなくて、みんなから応援される人が活躍するんだよ”と。そういうことも大事にしようと思ってやっています」とうなずいた。

 小児がんの治療には抗がん剤が使われるが、副作用で頭髪が抜けてしまうため、ニットキャップを着用する子どもが多いという。

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