阪神ドラ2左腕・門別が5回無失点も援護恵まれず初勝利お預け 7安打浴びながら球団史上初の快挙も…

[ 2023年9月30日 19:55 ]

セ・リーグ   阪神-広島 ( 2023年9月30日    マツダ )

<広・神>5回、力投する門別(撮影・岸 良祐)
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 プロ初先発した阪神の高卒ルーキー左腕・門別が、5回まで7安打を浴びながらも無失点投球の粘りを見せた。

 力強い直球を主体に、広島打線に真っ向勝負を挑んだ。初回は2死から西川に中前打を浴びるも、堂林を中飛に。2回は無死一、二塁もデビッドソンを145キロ直球で中飛、1死一、三塁で会沢を遊ゴロ併殺打に仕留めた。

 4回には1死一、三塁を背負うも、末包とデビッドソンから連続三振を奪ってピンチ脱出。5回も2死から連打でこの日3度目の得点圏のピンチを招いたが、この日2安打を浴びていた西川を左飛に打ち取って無失点で5回を投げ抜いた。

 6回1死二塁で代打を送られ、降板となった。阪神の高卒新人が初先発で5回以上を投げ、無失点に抑えたのは球団史上初。末恐ろしい大器が球団史に残る快投を披露も、打線の援護に恵まれず初勝利とはならなかった。

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