報徳学園が先発・今朝丸の2失点完投で4強入り 今夏5回戦で敗れた神戸国際大付にリベンジ成功

[ 2023年9月30日 17:44 ]

高校野球秋季兵庫大会・準々決勝    報徳学園5-2神戸国際大付 ( 2023年9月30日    明石トーカロ )

9回2失点で完投した今朝丸裕喜
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 秋季兵庫大会準々決勝が30日、明石トーカロ球場で行われ、報徳学園が神戸国際大付を5―2で下した。 

 先発した今朝丸裕喜(2年)が、9回2失点完投。最速を2キロ更新する146キロを計測した。

 「自分が投げきるつもりだった。9回までいけて良かった」

 今夏5回戦では報徳学園が神戸国際大付に2―3で敗れていた。今朝丸はその試合で2番手としてマウンドに上がり、3回2/3を1失点。悔しさと、前チーム主将で今秋ドラフト候補の捕手・堀柊那(3年)からかけられた「次は絶対やっつけてくれ」という言葉が、右腕を強くした。

 夏から体重を3キロアップ。体幹トレーニングにも取り組み「フィニッシュが安定するようになった」。課題だった制球が安定し、この日はわずか1四球。9安打を許しても崩れず、完投能力の高さを見せた。

 今夏のリベンジを果たし、目指すはセンバツの舞台ただ一つ。「自分の番が来たら自分の仕事をするだけ」と、力をこめた。
  
 

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