阪神・岩崎「横田の思いも背負って」栄光の架け橋でマウンドへ 背番24と胴上げ「汗なのか涙なのか…」

[ 2023年9月14日 22:38 ]

セ・リーグ   阪神4ー3巨人 ( 2023年9月14日    甲子園 )

<神・巨23> 横田さんのユニホームを掲げる岩崎(撮影・大森 寛明)
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 阪神が14日、18年ぶり6度目となる悲願のリーグ優勝を達成した。4―2の9回からは守護神・岩崎優(32)が登板し、ソロを被弾したものの、1点差を死守して胴上げ投手となった。

 今年7月に脳腫瘍のため亡くなった横田慎太郎さんが使っていた、ゆずの「栄光の架け橋」を登場曲に選択。横田さんとは同期入団。「横田の思いも背負って(変更を)お願いしました」と特別な一戦で登場曲を変更した。

 1死無走者からは坂本に左翼席へのソロを被弾したものの、1点差に迫られるもリードを守り切り、「ほっとしました。言葉に言い表せないですね」と安ど。2死三塁から北村を二飛に仕留めて、マウンド上に岩崎を中心とした歓喜の輪が出来上がり、「汗なのか涙なのか分かりません」と心境を明かした。

 岡田監督の胴上げ後には、横田さんのユニホームを手に3度胴上げされた。

 「最高です。みんながそうやって(胴上げしようと)言ってくれたので。一言で表せば嬉しいにはなりますけど、それだけでは言い表せないです。分からないです」と言葉にならない感情を口にした。

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