パドレス・ダルビッシュ　今季終了…右肘の回復間に合わず　患部にストレス反応出る

報道陣の取材に応じるパドレスのダルビッシュ
Photo By 共同

　右肘炎症で負傷者リスト（IL）入りしているパドレス・ダルビッシュが12日（日本時間13日）、遠征先のロサンゼルスで今季中の復帰を断念したことを表明。状態が良化せず、今後6週間はノースローの予定で「何も悩んでいない。そのまま投げて疲労骨折になって手術になる方が駄目。（決断は）むしろ簡単だった」と話した。

　8月25日のブルワーズ戦の登板後にIL入り。復帰を目指しキャッチボールの距離も90フィート（約27メートル）まで延ばしたが患部にストレス反応が出たと明かし「カムバックに十分な時間がない」と語った。

　昨季にメジャー自己最多タイの16勝で、今年2月に6年総額1億800万ドル（約158億7600万円）で契約延長して迎えたメジャー12年目の今季は8勝10敗、防御率4・56で終了。残り4勝の日米通算200勝は、来季に持ち越しとなった。