巨人・原監督ご満悦「これがウォーカーでしょう。よくわかんないけど」 戸郷は「安心感がある」

[ 2023年6月7日 21:55 ]

交流戦   巨人10―0オリックス ( 2023年6月7日    京セラD )

<オ・巨>6回1死、本塁打を放ち生還するウォーカー(左)をポーズで迎える原監督(撮影・後藤 正志)
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 巨人が今季初の2桁得点でオリックスを下し、連敗を2でストップ。27勝28敗で借金を1に減らした。今季交流戦はこれで4勝4敗。史上4チーム目で、セ・リーグ初となる交流戦通算200勝をマークしている。

 先発マウンドに上がった戸郷は球数が多いながらも要所を抑え、7回で138球を投げ、4四球を出しながらも6安打無失点で両リーグ単独トップとなる7勝目(1敗)。「6番・DH」で出場したウォーカーは二塁打が出ずに球団助っ人初となるサイクル安打こそ逃したものの、5打数5安打3打点の大暴れだった。

 試合後、原辰徳監督(64)との一問一答は以下の通り。

 ――戸郷が7回無失点。

 「うーん、まあ粘り強く放ったと思いますね。結構、なかなかいいボールがね、ボールってなる判定がね、まあそれが正しいんでしょうけど、そういうなかで非常に粘り強く放ったと思いますね」

 ――138球を投げ切った。

 「やっぱ、なんとなく力みがないもんね。凄くそういうものが、バランスがいいんでしょうね。ですから、球数がそこそこいっても、なんとなくこちらベンチとしては安心感があるというんでしょうか。なんか力んでない。初回とまあ最後のイニングの7回もそれほど変わりがないというように僕には見えますね。今年はそこがすごく特徴ではないでしょうかね」

 ――開幕当初に比べて球速が出ている。

 「それももちろんでしょう。それもあるでしょうけど、力みがない。そのへんは記者さんの目で一つ表現していただいて」

 ――7回のマウンドには迷わず送り出した。

 「いや、そうですね」

 ――7勝目。1敗しかしていない。

 「うん、非常にいいところで投げてくれるというんでしょうかね。ですね」

 ――ウォーカーが大当たり。

 「ねえ!いやいや、もう、ね、これがウォーカーでしょう。(笑いながら)よくわかんないけど」

 ――二塁打が出ればサイクル。チーム打撃というふうにも見えた。

 「それはチーム打撃ではないと思うよ。自分のバッティングができたと思いますよ。自分のバッティングをして、ああいう結果になったと思います」

 ――大城卓が久々に一発。

 「そうそうそう。彼は中軸を打っていた人だから、打っている人だから、今でもね。ポイントゲッターであることは間違いないんでね、そこはまたいい形になってくれるといいですね」

 ――4回は岡本和が好守。

 「いや、大きかったね。大きかったね」

 ――チャンスメークもしていた。

 「守備でも貢献したね」

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