阪神・中野 WBC優勝を評価し母校・東北福祉大から史上初の特別功労賞授与「今後の活躍が大事になる」

[ 2023年6月7日 11:28 ]

<東北福祉大 特別功労賞授与式>東北福祉大の千葉公慈学長(左)とともに寄贈したユニフォームの横でペッパーミルポーズをする中野(撮影・岸 良祐)
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 侍ジャパンの一員として第5回WBCの優勝に貢献した阪神・中野が、母校の東北福祉大から功績を称えられ、同大では史上初の特別功労賞を授与された。仙台遠征に参加中の中野はこの日、母校で授与式に参加した。

 中野からは大学側にサイン入りの代表ユニホームを寄贈。中野は冒頭に「自分自身もこのユニホームを着て、金メダルを獲って帰ってくることができました。夢と希望を与えるようなプレーを自分自身でもできたかなと思います。これからも夢と希望をみなさんにお届けできるよう、精一杯頑張っていきたい」と挨拶した。

 同大の千葉公慈学長は、史上初の特別功労賞授与に至った経緯について「WBCで優勝した姿に、在校生や卒業生からも含めて非常に大きな反響をいただいた。明治8年に学園が始まって近く150周年、松山(英樹)さんや佐々木主浩さんをはじめ世界的に活躍する多くのスポーツ選手を輩出してきましたが、特に今回はWBC優勝というのは一つの大きな功績として刻んでいいんじゃないかということを学内で話し合いまして、満場一致で送らせていただこうと」と説明。中野は受賞を受けて「率直にうれしいですし、このような賞を自分が初めていただいたことで、より一層今後の活躍が大事になる。しっかり気を引き締めていかないと」と語った。

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