シティライト岡山4年ぶりの本大会出場ならず 先発の米田知弘は逆転3ラン被弾に「もったいなかった」

[ 2023年6月7日 16:34 ]

第94回都市対抗野球大会 中国2次予選 第2代表決定戦   シティライト岡山1―7JR西日本 ( 2023年6月7日    倉敷マスカット )

<シティライト岡山・JR西日本>シティライト岡山・米田は7回途中4失点
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 シティライト岡山は6日の第1代表決定戦に続く敗戦で、4年ぶりの本大会出場はならなかった。先発した米田知弘投手(25)が1点優勢の4回に逆転3ランを浴びるなど7回途中4失点。打線は初回に田中優都内野手(22)の適時打で先制したが、2回以降はチャンスをつくりながらもホームが遠かった。

 米田は3回まで1安打投球。球速も球場表示で140キロ台後半を連発していただけに、4回の痛恨の一発を悔やんだ。

 「外を狙った真っすぐがシュート回転して真ん中に入ってしまった。自分のミスでもったいなかった」

 6日の第1代表決定戦・JFE西日本戦は、0―10で7回コールド負け。その時点で「今日は自分が完封しないと勝てないと思ってしまった」と振り返る。無意識のうちに自分にプレッシャーをかけてしまっていたことが、制球ミスにつながった。

 大阪大谷大から入社4年目の右腕。他の投手の状態との兼ね合いもあり、2次予選の全4試合のうち3試合で先発を任されるフル回転だった。都市対抗は逃したが、秋には日本選手権予選が控えている。

 「自分は口下手だし、結果を出して引っ張っていくしかない。選手権に行けるように、主軸になってやっていく」と前を向いた。

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