日体大が開幕8連勝で2季連続26度目V、エース“守護神”箱山が締めた

[ 2023年5月1日 05:00 ]

首都大学野球2回戦   日体大4-3桜美林大 ( 2023年4月30日    大和スタジアム )

<日体大・桜美林大>優勝を果たし、笑顔を見せる箱山(中央)ら日体大ナイン(撮影・木村 揚輔)
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 2回戦3試合を行った。日体大は桜美林大に競り勝ち、2季連続26度目の優勝を17年秋以来の開幕8連勝で決めた。ドラフト1位指名で日本ハム入りした先輩・矢沢宏太投手(22)に憧れる最速148キロ右腕のエース箱山優投手(3年)が、4番手として救援し2回1/3を2安打無失点。日体大は7年ぶり11度目の全日本大学野球選手権への出場権も獲得した。

 渾身(こんしん)の141キロ直球で最後の打者を二ゴロに仕留めると、マウンド上で両手を広げ、駆け寄ってくる仲間と抱き合った。昨秋に続く胴上げ投手となった箱山は「今年は立場も変わったので去年の方がうれしかった」と、エースとしての覚悟をにじませながら喜んだ。

 今季は7試合中、6試合が抑えでの登板。この日も4―3の9回に1死三塁を招いたが「経験もあり心に余裕があった」と冷静だった。力勝負で遊ゴロ、二ゴロ。防御率0・51と圧巻の数字を残し連覇に貢献した。

 日体大にはエースの証として受け継がれてきたストレッチポールがある。かつては松本(西武)らが愛用し、昨年は矢沢の元にあった。矢沢から受け継いだのが、当時2年生だった箱山。尊敬する先輩からエースとして認められた瞬間でもあり、「うれしかった」と当時を振り返る。

 後輩の優勝を祝うように、矢沢も同日にプロ初本塁打を記録。試合後に知った箱山は「本当に凄い先輩。僕たちも優勝しました」と満面の笑みを浮かべた。矢沢と同じ「1位指名でのプロ入り」を目標に掲げる3年生右腕。全日本選手権へ向けて「日本一を目指しているので(ライバルは)全ての選手」と頼もしい。昨年12月の大学日本代表候補合宿に2年生ながら選ばれた逸材は、また一歩、偉大な先輩に近づいてみせる。(村井 樹)

 ◇箱山 優(はこやま・ゆう)2002年(平14)12月24日生まれ、千葉県出身の20歳。3歳から野球を始め、中学は京葉ボーイズでプレーし3年春には日本一を経験。日体大柏(千葉)から日体大へ進み昨秋からリーグ戦に出場すると、11試合に登板し防御率0・00で優勝に貢献。最優秀投手賞を獲得した。50メートル走6秒2、遠投110メートル。1メートル85、86キロ。右投げ右打ち。

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