ヤクルト43歳石川は5回2失点粘投も　プロ野球最長タイの1年目から22年連続勝利はお預け

セ・リーグ   ヤクルトー中日 （ 2023年4月20日    神宮 ）

＜ヤ・中＞ヤクルト先発の石川（撮影・篠原岳夫）
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　ヤクルトの石川雅規投手（43）が20日の中日戦（神宮）に先発。5回8安打2失点と粘投も同点のまま降板。勝利投手となれば、入団1年目から22年連続勝利で、米田哲也（近鉄）に並ぶプロ野球最長記録となったが、記録達成はお預けとなった。

　今季初登板となった6日の中日戦では2回2/3を6安打3失点で敗戦投手となった。中13日で前回やられた相手に雪辱を期すマウンド。初回こそ無失点で切り抜けたが、2点を先制してもらった2回につかまる。先頭の石川昂にバックスクリーンに運ばれ1点差。さらに1死三塁から木下拓に中前打され同点に追いつかれた。

　ただ、ここから粘った。さらに3回、4回と得点圏に走者を背負いながら、勝ち越し点は許さず、5回は3者凡退に抑えた。

　打線は5回裏に1死満塁の好機を築いたが、オスナが遊ゴロ併殺に倒れ、勝ち越し点はならなかった。