今季最短試合を演出!日本ハム・鈴木 6回無失点は“女房役”のおかげ「状態よくなかった」

[ 2023年4月20日 21:05 ]

パ・リーグ   日本ハム2ー0ロッテ ( 2023年4月20日    エスコン )

<日・ロ>5回も無失点に抑え伏見(左)とタッチを交わす鈴木(撮影・高橋 茂夫)
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 最下位の日本ハムは20日、本拠で3位・ロッテに2―0と勝利し、連敗を4でストップ。鈴木健矢投手(25)が今季初先発ながら6回1安打無失点と好投し2勝目。試合時間2時間17分は両リーグを通じ今季最短となるスピード決着だった。

 16日の西武戦から中3日での先発となった鈴木は、テンポ良く打たせてとるピッチングで6回まで1安打無失点と好投。1日の楽天戦(〇4―3)以来の2勝目を手にし「緊張して状態はよくなかったんですけど、寅威(とらい)さんを信じて投げれば大丈夫だと思っていたので思い切っていきました」と“女房役”の捕手・伏見に感謝。

 続けて「昨年からローテーションに入るという想いでキャンプインしていて、そのチャンス(今季初先発)が巡ってきたと思ったので、絶対に離さないように気持ちを入れていきました」と喜んだ。

 昨年から挑戦しているアンダースローについては「サイドスロー時代には出来なかった緩急の使い方だったりとかフォームの強弱でバッターを打ち取るというのに魅力を感じてやっています」とコメント。

 犠飛2本のみの2得点で勝利するのは02年4月30日オリックス戦2―1以来21年ぶりとなったが「とにかく僕が粘ってゼロで抑えていれば絶対打ってくれると信じていたので、その結果が出て良かったです」と打線に感謝。さらに「寅威(とらい)さんは、とにかく優しいです。安心感があるというか、今日みたいに状態が良くなくても安心して投げれる凄いキャッチャーだと思います」と“女房役”を絶賛していた。

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