大谷とジャッジ わずか“1フィート差”で明暗、大谷「411」中飛、ジャッジ「412」6号2ラン

[ 2023年4月20日 10:50 ]

ア・リーグ   エンゼルス2―3ヤンキース ( 2023年4月19日    ニューヨーク )

<ヤンキース・エンゼルス>初回、ジャッジの好捕で中飛に倒れる大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)とヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)の“差”はわずか1フィート(約30・48センチ)だった。

 大谷は19日(日本時間20日)、敵地ニューヨークでのヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場。初回1死の第1打席で、中堅に大飛球を放ち、5号アーチかと思われたが、昨季MVPを争ったジャッジがフェンス際でジャンプして本塁打を“もぎ取った”。メジャー公式データサイト「ベースボール・サバント」によると、打球速度111・5マイル(約179・4キロ)、打球飛距離411フィート(約125・3メートル)、打球角度33度。ヤンキースタジアムは、本塁から中堅フェンスまで408フィート(約124・4メートル㍍)で、数字的にも完璧なサク越えの打球だった。

 一方、ジャッジはこのスーパーキャッチ直後の初回無死一塁の打席で左越えに6号2ラン。飛距離は、412フィート(約125・6メートル)で、大谷の大飛球との差はわずか1フィートだったが、結果は中飛と本塁打と明暗を分けた。

 試合は、ヤ軍が延長10回1死満塁からトーレスが中犠飛してサヨナラ勝ち。エ軍の3連勝はならず、大谷は4打数無安打1四球で、通算の打撃成績は、17試合で64打数18安打、4本塁打、11打点、打率・281となった。

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