ソフトB・石川　3回無失点「結果、内容とも手応えがあった。有意義な登板になった」

オープン戦   ソフトバンク6ｰ0ヤクルト （ 2023年3月7日    ペイペイD ）

＜ソ・ヤ＞好投を見せたソフトバンク・石川（撮影・岡田　丈靖）
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　直球、変化球を駆使しながらテンポ良く投げ込んだ。ソフトバンクの先発・石川が3回を無失点と好投。許した安打は内野安打の1本だけで、球数も41球にまとめ、「いろんな課題を持って臨んだ。結果、内容とも手応えがあった。有意義な登板になった」と振り返った。

　最速149キロの直球と得意のパワーカーブを軸に打者10人と対して4三振を奪った。課題としているカットボール、フォークも積極的に投げ込んだ。カットボールは2月の宮崎キャンプ中にオスナに投げ方を教わって質を高めた。フォークは侍ジャパンで活躍中の近藤から「待っていなくても対応できる」と指摘され、改良に取り組んでいる。まだ落差には満足していないが、「全体的に低めに投げられた」と収穫を得た。

　今季初登板に決まっている4月4日のオリックス戦（京セラドーム）へ向けて「一歩一歩、前進するつもりでいる」と明るい表情で話した。（森　寛一）