阪神・森下 “超人”糸井SA絶賛「鋭いスイングしていた」 うれしい褒め言葉に「自信持っていいのかな」

[ 2023年1月27日 05:15 ]

ロングティーを行う森下(撮影・成瀬 徹)
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 右足肉離れで別メニュー調整が続く阪神のドラフト1位・森下が26日、鳴尾浜球場での新人合同自主トレで、初めて屋外で打撃練習を敢行し、糸井スペシャルアンバサダー(SA)をうならせた。井坪、戸井、野口とともにロングティーに臨み、視察に訪れた通算1755安打の同氏から「鋭いスイングをしていた」と褒め言葉を引き出した。

 二塁手の守備位置付近から右翼防球ネットに向かって打つ短い距離のため飛距離は不明ながら、ライナー性の打球よりも高い放物線の弾道が多かった。高校通算57本塁打、東都リーグ通算9本塁打の長距離砲らしい打球傾向が、オリックス時代の14年に首位打者を獲得した“超人”の目にとまったようだ。

 偉大な打者から評価をされ、森下も喜んだ。グラウンドであいさつした際には、特に言葉をかけられなかっただけに、報道陣から伝え聞くと「そう言っていただけるということは、自信を持っていいのかなと。そう思うので、素直にうれしい」と表情を崩した。

 41歳まで現役を続けられた理由が着用していたコートの上からでも伝わったようで「想像したよりも体が大きかった。長く現役をやるには、ああいう大きい体をつくり上げることが大切だと感じた」と鍛える必要性を痛感。刺激が多い一日になった。(倉世古 洋平)

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2023年1月27日のニュース