オリックス・山本が自主トレ公開　WBCで世界一、パ・リーグ3連覇へ「1試合、1試合、必死にやる」

シーズンとWBCを語るオリックス・山本由伸（撮影・井垣　忠夫）
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　オリックスの山本由伸投手（24）が27日、大阪・舞洲の室内練習場で自主トレを公開した。キャッチボールではWBC使用球を使い、1球、1球、体重移動やフォームを確かめながら伸びのあるをボールを投げ込み、順調な調整ぶりをアピールした。

　「強いボールもしっかり投げられるようになって、キャンプインして、ブルペンに入る回数も増えると思うので。コントロールの部分とかを取り組んでいけたらと思う。（WBC使用球は）キャッチボールのレベルや、傾斜を使って投げたレベルでは、違和感なく投げられている」

　昨年は史上初となる2度目の投手4冠に2年連続で輝く活躍で、リーグ連覇と26年ぶりの日本一に大きく貢献した。今季はチームの優勝だけでなく、3月のWBCでは侍ジャパンの中心選手として世界一を目指す特別なシーズンとなる。

　WBCへ向けては「すごく大切な、特別な大会だと思っている。世界一を目指して、みんなが一丸となってやると思うので、僕もその中でしっかり、チームの力になれるようにしたい」と意気込んだ。

　日本一チームのエースとしての自覚も十分で「去年、日本一を経験させてもらって、すごく素晴らしいものだなと。みんながすごく喜んでくれますし、本当に達成感もあった。またそこに向かってチーム全員で戦っていけたら。1試合、1試合、必死にやることだなと思う」と決意をにじませた。