大阪桐蔭ドラ1候補・前田が昨夏の雪辱誓う「甲子園の借りは甲子園で」　下関国際戦以来の聖地へ

センバツ出場が決まり、歓喜する前田主将（前列左から4人目）ら大阪桐蔭ナイン（撮影・成瀬　徹）
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　第95回選抜高校野球大会（3月18日から14日間、甲子園）の出場校を決める選考委員会が27日に毎日新聞大阪本社で開かれ、明治神宮大会枠を含めた一般選考33校、21世紀枠3校の計36校が選出された。

　昨春優勝の大阪桐蔭は、4年連続14度目の出場。今秋ドラフト1位候補に挙がるエース左腕・前田悠伍（2年）は、「去年優勝して連覇への重圧はあるけど、連覇を意識しすぎると目の前の試合がおろそかになる。試合が保証されているのは初戦だけ。目の前の一戦に集中しながら、最終的に優勝を達成したい」と決意を新たにした。

　昨夏の甲子園準々決勝・下関国際戦では、1点優勢の9回に2点を失って敗戦投手となった。「あのような悔しい経験は二度としたくない。甲子園の借りは、甲子園でしか返せない」と頂点を見据えた。