清原和博氏 甲子園に息子が…「一報を聞き、40年前、私自身が初めて甲子園に出たとき以上の緊張感が」

[ 2023年1月27日 19:37 ]

清原和博氏
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 プロ野球の西武、巨人、オリックスで活躍した清原和博氏(55)が27日、自身のツイッターを更新。次男・勝児内野手(1年)の所属する慶応(神奈川)が、第95回選抜高校野球大会(3月18日から14日間、甲子園)への出場を決めたことを受けて、喜びの声を記した。

 この日、センバツ出場校を決める選考委員会が行われ、昨秋関東大会4強の慶応は、18年以来10度目のセンバツ出場が決まった。

 正式決定を受け、清原氏は「一報を聞き、うれしく思うと同時に、40年前、私自身が初めて甲子園に出たとき以上の緊張感が湧き起こっています。出場するすべての選手に、あの大舞台で、悔いなく全力でプレーしてほしいと願っています」と万感の思いをつづった。

 昨秋に初のベンチ入りで三塁レギュラーをつかんだのが清原氏の次男・勝児内野手。「清原家」としては父が1985年夏に踏んで以来の38年ぶりの聖地となる。勝児は1メートル75、81キロの体格で高校通算8本塁打。新チームの公式戦の全12試合に出場し、打率・400、2本塁打、14打点をマークしてきた。選抜出場当確ラインの関東大会4強進出に貢献した勝負強さは父親譲りだ。

 清原氏はPL学園時代に5度出場した甲子園の全26試合で4番を担い、2度の日本一に導いた。史上最多の通算13本塁打をマークして「伝説」となり「甲子園は清原のためにあるのか」の名実況も生まれた。「チームの勝敗の責任を背負うのが4番や」と口癖のように話した父。「どんな試合よりも一番覚えているのが甲子園」と教わったという。

 勝児はここまで2年間、慶応で公式戦での4番経験どころか、クリーンアップは一度もない。昨秋は7、8番など下位打線を担い、元来バントや右打ちなどの小技が武器だが、父が誰よりもこだわった打順「4番」の奪取を誓う。

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