オリックス宮城大弥 4冠エース由伸は「負けず嫌い」 あえて“マネ”をしない理由に石橋貴明も爆笑

[ 2022年12月25日 22:10 ]

練習中にじゃれあうオリックスの宮城(右)と山本
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 オリックスの宮城大弥投手(21)が25日、お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(61)がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「Paravi presents 石橋貴明のGATE7」(日曜後8・00)にゲスト出演。チームの絶対的エースで、史上初の2年連続パ・リーグ投手4冠に輝いた山本由伸投手(24)との関係性が伝わるエピソードを披露した。

 宮城は山本について「練習も独特というか自分自身のためのやり方もあってそれを継続してますし、試合になればどの球種でどのバッターにも空振りやストライクが取れたりという。そこがピッチャーとしてうらやましいというか凄いなと思います」とコメント。

 石橋が「前にテレビで見たんですけど、(山本選手は)キャンプとかスゲー早く入ってるんですよ。人が入る2時間とか3時間前にグラウンドに来て、練習の前の練習をやってるんですよ。それがすっごくて体の柔軟なんて異常ですよ。体操選手みたい。あれを見ているだけでお金を取れますよ」とコメントすると、宮城は「もう本当にマネできないというか、何年もやり続けてのあの形なので素晴らしいなと思います」と答えた。

 石橋から山本について「参考にしていることは?」と尋ねられると、宮城は「どうせまたパクったんでしょ?みたいに言われるんですよ(笑)。そういう性格を知っちゃったんで…もう僕は自分のやり方でやっていきたいと思ってます」とコメント。

 石橋が「どんな性格なの?」と突っ込んで聞くと、宮城は「今年防御率狙いにいきますよみたいに言ったら、“興味ないからお前には”みたいに言われて全然相手にしてくれなくて。僕が勝った時もまだ1勝でしょ?みたいな感じで“俺は何勝もしたし”と言ってきてとにかく負けず嫌い。そういう所があるんで練習をマネてしまった日には、パクって勝ったから俺のモノでしょ?“追い越せはしないかな”みたいなことを言ってくるのが目に見えてます」と説明。これには石橋も爆笑した。

 それでも宮城は山本に対し「野球やっている時もそうですし、普段の生活からも気を使って食事とかもしてるので野球において妥協をしない」と称賛。見習うべき先輩ではあるが“マネ”せず自分なりの道を見つける意志を強調した。

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