日本ハム・新庄監督　来季も支配下積極登録へ「面白いと思ったら即、若い番号に」

速球を武器に来季の支配下登録が期待される松本遼大
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　日本ハムの新庄監督が来季、育成選手を積極的に支配下登録する方針を掲げた。現時点での支配下選手は66人。FAでソフトバンクに移籍した近藤の人的補償1人が加入した場合も含め、来季は残り3～4枠を育成12選手で争う形となる。指揮官は「育成の大きな番号から軽い番号に変えるのは2日でできる。ちょっと見て面白いと思ったら即、若い番号にしたい」と話した。

　首脳陣の評価を上げているのが、入団2年目を終えた最速151キロ右腕・松本遼。11月の秋季キャンプではブルペン投球を見守った新庄監督から「球が強い」と絶賛された。また、11月5日の侍ジャパン強化試合で「9番・左翼」に抜てきされた阿部は、50メートル走5秒8。昨年12月の入団会見では「自分の足はバネでできているので見てほしい」とPRしたほどだ。

　2年目となる来春のキャンプも日々、指揮官は名護（1軍）と国頭（2軍）を往復する方針。「野球がうまい選手は何年目だろうと関係ない」というモットーの下、アピール次第でチャンスを与える。（清藤　駿太）