阪神・湯浅 WBCで“聞き侍”になる 大谷&ダルを質問攻めだ 「聞けることはなんでも聞きたい」

[ 2022年12月25日 05:15 ]

阪神・湯浅
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 「聞き侍」になる! 阪神・湯浅京己投手(23)が、来年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に選出された際には、超一流選手を質問攻めする考えを明かした。すでにエンゼルスの大谷とパドレスのダルビッシュが参戦を表明。社交的な性格を生かして、成功の秘けつを存分に聞き出す構えだ。

 想像しただけで、胸が高鳴る。来年3月開催のWBCを前に、ダルビッシュと大谷がすでに参戦を表明。湯浅が晴れて侍ジャパンの一員に選出されれば、「聞き侍」としても充実の時を過ごす。

 「選ばれたらそういう方たちと一緒にプレーできるというのは、自分にとってプラスしかない。本当に一緒にやりたいと思った。聞けることはなんでも聞きたい」

 球界を代表する2投手から得る知見は、とてつもない財産になる。「テレビの中の人。スター、スターです」と評するダルビッシュは、幼少期から憧れの存在。現在はSNSをフォローしており、右腕からもたらされる言葉にアンテナを張る。「聞けるのであれば(2人は)フォームを変えられたりしていると思うので、どういうタイミングで変えたとか(意図を)聞きたい」。これまで2人と対話した経験はないものの、すでに質問の内容まで準備は万端だ。

 これまでも、超一流選手たちの言葉に耳を傾けてきた。今夏の球宴では同学年のヤクルト・村上、11月の日本代表強化試合では巨人の守護神・大勢と短期間で交流を深めた。特に大勢とは同期間中に食事へ出かけて、意気投合。「シーズン中からお互い刺激し合いながらできていたと思う。1カ月でめちゃくちゃ仲良くなりました」と振り返った。向上心はもちろんだが、社交性の高い性格も成長を促してきた。

 「国際大会は本当に盛り上がると思う。優勝するのが一番盛り上がると思うので、少しでも力になれるように、選ばれたらですけど、頑張りたい」

 大谷&ダルビッシュを前にしても臆することはない。アツアツな情報を手にするためにも、吉報が届く日を待ち望む。(石崎 祥平)

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2022年12月25日のニュース