大谷のエンゼルスと鈴木のカブスが戦力アップに成功 果たしてプレーオフに勝ち進めるのか?

[ 2022年12月25日 09:15 ]

エンゼルス大谷翔平(右)とカブス鈴木誠也
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 MLB公式サイトがこのオフ戦力アップに成功したチームとして大谷翔平(28)のエンゼルスと鈴木誠也(28)のカブスを挙げた。22年はプレーオフに出られなかったが、23年は果たしてどうかと問いかけている。

 エンゼルスはたくさん動いた。先発左腕のタイラー・アンダーソン(32)はローテーションにとって心強い補強だし、打線はハンター・レンフロー(30)、ジョバンニ・ウルシェラ(31)、ブランドン・ドゥルーリー(30)の加入で、顕著に層が厚くなった。ブルペンもカルロス・エステベス(29)の加入でレベルアップした。一連の補強は派手なものではなかったし、ア・リーグ西地区で競い合うにはまだまだチーム力を上げないといけない。しかしながらエンゼルスには大谷、マイク・トライト(31)とMLBのトップスターが2人もいる。必要なのは周りにいてサポートしてくれる選手たち。願わくば今回はそういった選手をようやく手に入れたと思いたいと指摘している。

 カブスファンはこのオフ球団がスター選手を補強してくれるものと期待していた。ファンが思っていたほどの大胆な補強ではなかったが、ダンスビー・スワンソン(28)は強靭な体を持っているし守備が良い。次のレベルに向かっていくチームにとって相応しい補強だ。ジェームソン・タイヨン(31)はエリートレベルではないが、少なくともMLBの平均レベルの先発投手ではある。ローテーションに安定感をもたらしてくれる。ブラッド・ボックスバーガー(34)はブルペンを向上させてくれるし、コディ・ベリンジャー(27)が以前のMVPレベルのプレーを見せてくれれば、カブスは23年に最も良くなったチームと評価されるようになるかもしれないと期待している。大谷と鈴木、プレーオフで躍動するにはどっち?あるいは2人とも?

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