最多5校センバツへ 仙台育英 須江監督「1枠を東北に持って帰りたい」

[ 2022年11月18日 04:59 ]

出場校として紹介される仙台育英・山田主将(中央)
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 第53回明治神宮大会が18日に開幕する。高校の部では今夏の甲子園で東北勢初優勝を果たした仙台育英(宮城)が19日に沖縄尚学と対戦する。この日は都内のグラウンドで打撃練習などで調整した。

 須江航監督が「2回目の初優勝」と独特の表現を用いて2度目の甲子園大会Vを目標に掲げる中、出場が確実な来春選抜の腕試しにもなる。優勝校の地区は「明治神宮枠」として一般選考枠が1増となり、須江監督は「1枠を東北に持って帰りたい」と意気込む。

 来春選抜は第95回の記念大会で東北の一般選考枠は例年より1増の3。「明治神宮枠」を獲得し、21世紀枠でも選出されれば13年に並ぶ最多5校が東北から出場する可能性もあり指揮官は「1チームでも多く甲子園に出れば東北の活性化につながる」と力を込める。

 最大のライバルは前年覇者で10月の栃木国体で敗れた大阪桐蔭。初戦を突破すれば対戦する可能性があり山田脩也主将(2年)は「初戦を勝って大阪桐蔭さんと戦えるようにしたい」と意気込んだ。
(田中 健人)

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2022年11月18日のニュース