広島、新井監督、盗塁増へベースコーチ配置転換　一塁に赤松コーチ「走者の背中押してほしい」

堂林（7）を指導する新井監督（撮影・奥　調）
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　広島・新井監督が17日、来季のベースコーチ配置構想に言及。一塁は赤松外野守備走塁コーチ、三塁には小窪内野守備走塁コーチを置く意向を明かした。

　「赤松はその道のスペシャリストだった。走ることはすごく大事なので、一塁走者の背中をどんどん押してほしいと伝えている」

　チーム盗塁数が球団ワーストの26個に終わった今季。2軍の3年間は三塁だった赤松コーチを、あえて一塁に置くところに機動力野球復活への意思が透ける。同コーチは「盗塁数だけでなく成功率でも手助けしたい。投手の癖や配球（の研究）もそう」と語った。

　小窪コーチの一塁から三塁配置転換についても「三塁コーチは、瞬時に状況判断しなければならず難しい。積極的に攻め、思い切ってやってくれればいい」と期待した。