阪神・青柳、無念　今季ワースト5失点で5戦勝利なし　村上に3ボールから先制適時打＆52号ソロ被弾

セ・リーグ   阪神―ヤクルト （ 2022年9月6日    甲子園 ）

＜神・ヤ＞6回無死、村上に中越え本塁打を浴びる青柳（左）（撮影・平嶋　理子）
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　阪神先発の青柳は6回を投げるも、今季ワーストの5失点と粘りきれなかった。

　味方が1点劣勢から3点を奪って逆転した直後の5回に落とし穴が待っていた。先頭のオスナに中前打を浴びると、続く長岡にストレートの四球。石川の犠打で二、三塁のピンチを招き、山崎にフルカウントから7球目の甘く入った直球を捉えられ、右越え適時三塁打で同点に追いつかれた。さらに中村に中犠飛を浴び、勝ち越しを許した。

　そして続投の6回。先頭の村上に1ストライクから2球目の外角直球を仕留められ、バックスクリーン左への52号ソロで追加点を献上した。

　3回まで完全投球と序盤は完璧な立ち上がりを披露。4回は1死から連打で一、三塁を背負い、4番の村上に3ボールから先制の右前適時打を浴びた。「走者がたまったところで村上というのはすごくしんどい場面になる。村上の前で走者を出さないように」と登板前にポイントを挙げていたが、無念の結果に。今季ここまで12勝を挙げている右腕だが、8月2日巨人戦を最後に5戦連続で白星から見放されている。