西武・高橋光成 残り17試合「ずっと勝って、優勝したいと思います!」初の2年連続10勝到達

[ 2022年9月6日 20:53 ]

パ・リーグ   西武3―2ロッテ ( 2022年9月6日    ベルーナD )

<西・ロ>7回2死、こん身の投球で荻野から三振を奪った高橋光(撮影・長久保 豊)
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 西武の高橋光成投手(25)が7回2/3を投げ2失点(自責1)で自身4連勝、そして自身初となる2年連続2桁10勝目を挙げた。打線は3番・森、4番・山川、5番・呉の3者連続本塁打のソロ3発で勝利に導いた。西武の3者連続本塁打は2019年8月15日オリックス戦(メットライフD)の源田、森、中村以来3年ぶり10度目となった。

 試合後のヒーローインタビューで117球を投げ、粘りと気迫の投球で10勝目を挙げた高橋光は「また、投げ切ることができずに申し訳ない気持ちです」と苦笑い。しかし、自身の数字よりチームの勝利を目標に掲げて上がったマウンドで勝利し「本当に良かったと思います」と笑った。

 3年ぶりとなる3連発には「生で見られてうれしかったです」とおどけた高橋光は、残り17試合となったシーズンに向けて「一試合一試合負けられない試合が続くので、ずっと勝って、優勝したいと思います!」と宣言。最後には本拠地のファンに向けて「絶対優勝しましょう!」と呼び掛け、大きな拍手と歓声を浴びた。

 先発の高橋光は3点の援護をもらった5回に連打からの暴投で1点を失ったものの、その後は粘りの投球を見せた。8回のマウンドにも上がったが先頭の高部に中前打を許し、1死二塁から山口の三ゴロを呉が後逸。その間に2点目を失った。結局7回2/3を投げ117球2失点(自責1)で2番手・公文に託した。

 公文が後続を断ち切り、9回は平良が1点リードを守り抜き連勝。残り17試合、試合前時点で上位3チームが0差で並ぶ大混戦を勝ち抜く。

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