巨人・中山が珍しい「ダブルエラー」 今季最多タイ4失策、19安打13得点許し今季7度目零敗、貯金0

[ 2022年7月13日 22:20 ]

セ・リーグ   巨人0―13阪神 ( 2022年7月13日    甲子園 )

<神・巨>7回2死一、三塁、西勇の遊ゴロをファンブルし、三走・糸原の生還を許す遊撃手・中山(撮影・坂田 高浩)
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 巨人が「伝統の一戦」最悪タイの0―13というスコアで阪神に大敗し再び貯金を失った。投げては先発メルセデスが6失点(自責3)で来日最短KO。中継ぎ陣も阪神打線を止められず19安打を許した。守ってはタイムリーエラー含む4失策と乱れた。打線も散発4安打、6試合連続適時打なしで今季7度目の零敗。1982年4月29日(甲子園)の0―13に並ぶ伝統の一戦史上最悪タイの大敗となった。

 昨季は12球団最少の45失策(143試合)と堅守を誇った巨人が今季最多タイの4失策と守備でも乱れた。特に7回には2死一、三塁の場面で相手先発・西勇のゴロを遊撃手の中山がファンブル。その後さらに送球もそれ、1プレーで珍しいダブルエラーとなり9点目を失った。2回に途中交代となった中田、8回にファウルフライを落球したウォーカーと合わせて4失策。1試合4失策は5月3日の広島戦(マツダ)以来2度目となった。

 試合後に原監督はわずか4安打の打線、2桁失点を許した投手陣だけではなく、守りもミスが重なる形での大敗に「そうですね。まあ、こういうゲーム展開になったのには原因はあるというところですね」と語った。

 今季81試合目となった広島戦(マツダ)で不名誉な両リーグ一番乗りとなるシーズン50失策に到達。その後も失策を重ね、この日の4失策で「57」。

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