関西学生野球で珍事　1イニング13点取ってもノーゲーム　近大には無情の宣告

関西学生野球春季リーグ第5節2回戦   近大16―2京大 （ 2022年5月1日    ほっともっとフィールド神戸 ）

＜京大・近大＞近大は6回に13点を取ったが、無情のノーゲーム
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　関西学生野球で珍事が起きた。

　京大―近大の2回戦は3―2の6回表、近大の攻撃で猛打が爆発。打者ほぼ2巡、17人の猛攻で一挙13点を奪い試合を決めた…かに思われたが、6回裏の京大の攻撃中に雨が強まり、試合成立の7回終了を前にノーゲームが決定。

　仮に6回の攻撃が少ない点数で終了していれば7回まで終了していた可能性もあったが、攻撃の手を緩めるわけにもいかないだけに、近大にとっては無情の宣告。1イニング13得点は、96年秋の関学大がマークしたリーグ記録の15得点に迫る勢いだった。

　なお、同リーグの雨天中止を含まない試合開始後のノーゲームは13年秋の同大―関学大以来9年ぶり。