上原浩治氏　ジョコビッチ、豪州から入国拒否に「国のルールはルールなので仕方のない部分はある」

上原浩治氏
Photo By スポニチ

　元巨人エースで、メジャーでも活躍した上原浩治氏（46）が9日、TBS系「サンデーモーニング」（日曜前8・00）にご意見番として初出演。新型コロナウイルスのワクチン接種を巡りオーストラリア入国を拒否されたセルビアの男子テニス世界ランキング1位のジョコビッチについてコメントした。

　全豪オープン出場に向けたジョコビッチの入国問題は、セルビアとオーストラリア間の外交問題に発展。ジョコビッチの弁護団は8日、同選手が新型コロナウイルスに感染していたことが昨年12月16日にPCR検査で確認されたと主張した。これがワクチン接種できない理由だと主張。これに関連し、AP通信は同選手が翌17日にセルビアの首都ベオグラードで若手選手関連のイベントに出席していたと報じた。

　上原氏は、この問題について「これは国のルールはルールなので仕方のない部分はあると思います」と自身の見解を話した。

　99年7月の放送から約23年間、球界のご意見番として「喝！」「あっぱれ！」でお茶の間を沸かせ、日曜朝の顔としてスポーツ界を盛り上げてきた張本勲氏（81＝スポニチ評論家）が昨年末で番組を「卒業」。張本氏の後任として上原氏がご意見番に就任した。