中日Jr 大会新18本塁打でV!朝倉スカウトの次男・陸、決勝で2打席連発 MVPは小久保

[ 2021年12月31日 05:30 ]

4年ぶり4度目の優勝を飾り、マウンドで歓喜を爆発させる中日Jrナイン
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 「NPB12球団ジュニアトーナメント2021」は30日、神宮で準決勝と決勝を行い、中日Jrが大会記録の18本塁打で4年ぶり4度目の優勝を飾った。決勝は朝倉健太プロスカウトの次男・陸の2打席連発などで楽天Jrを14―8と圧倒した。MVPは大会新の5本塁打を放った小久保颯弥(そうや)が選ばれた。

 朝倉は決めていた。「みんな打つけど自分だけチャンスで打てていない。最初からいこう」。2―2の4回無死満塁、初球を叩くと打球は左翼ネットを越えた。2回のソロからの2打席連発よりも、勝利をたぐり寄せた4打点がうれしかった。

 NPB通算65勝の父・健太氏から「全力でプレーして楽しんでこい」と送り出された。背番号は同じ「14」。「父さんが活躍した横浜と神宮で自分はホームランも打てた。優勝できましたと報告できます」と胸を張った。

 試合後は大会新の5本塁打を放ち、MVPの小久保と握手。「このチームで戦えて良かった。将来はドラフトで中日に入って、引退後は湊川(誠隆)監督のようにジュニアチームを指導したい」と目を輝かせた。(伊藤 幸男)

 ▼楽天Jr・砂(投打二刀流で優秀選手賞選出も)賞より優勝できなかったことが悔しい。

 ▼ソフトバンクJr・島尻(準決勝・中日Jr戦の2打席連発を含め大会新の3戦連発も、チームは惜敗)将来はプロ野球選手として神宮で1試合2本打ちたい。

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