楽天・マー君 松坂大輔さんは「僕たちの世代では青春のど真ん中…」「野球漫画の主人公の人みたい」

[ 2021年12月31日 11:53 ]

楽天の田中将大投手
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 楽天の田中将大投手(33)が30日、ニッポン放送「田中将大のオールナイトニッポンGOLD」に出演し、今季限りで現役を引退した元西武の松坂大輔さん(41)について語った。

 田中は「僕にとって松坂さんは年が8つ離れているので、高校時代の甲子園での活躍の時は小学生だったと思う。僕も野球始めていたんで当時から見ていましたし、ものすごい投手だなって見ていて、それからプロ入りされてからの活躍もそうですけど、僕たちの世代では青春のど真ん中にいらっしゃった野球選手の一人だと思っています」と言い、「本当に野球漫画の主人公の人みたいですよね。甲子園の決勝でノーヒットノーランしたり、試合の後半に劣勢から松坂さんがマウンドに上がって、そこから流れが変わってチームが逆転して勝つっていう試合もあったり、WBCも2大会連続でMVPですからね。いやあ、すごいな」と自身の中でヒーローだったことを明かした。

 また、「投げることだけではなくてゴールデングラブ賞も7度、守備もものすごいうまいイメージがありますし、あとは打撃ですね。ニュースとかエピソードでしか聞いたことがないんですけど、打撃練習をよくしていたっていうのは聞いていて、印象的なのは甲子園での交流戦で高めのボール球を左中間に放り込んだんですよね。なかなかパ・リーグの投手は打席に立つ機会がない中で、あの高めのボール球を左中間にってちょっと考えられない。それが印象に残ってますね」と話した。

 自身のプロ入りの07年に、松坂氏がメジャー移籍したとし「入れ違いで一緒の時期にプレーできないで投げ合えないなっていう思いが当時あった」とも。「ですけども、自分も2014年からメジャーリーグ、ニューヨーク・ヤンキースでプレーしましたけど、松坂さんがニューヨーク・メッツにいた時で、サブウェイシリーズでごあいさつさせていただいた。その前にWBCの09年にチームメートとして一緒にプレーしたことあるんですけど、メジャーリーグのグラウンド上で松坂さんとお話しできたのも思い出深い出来事の一つ。黒田さんもその時チームメートで3人でお話ししました」と振り返った。

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2021年12月31日のニュース