ヤクルト村上が5年目野手最高年俸 1・2億円増の2億2000万円 高卒5年目野手でイチロー、松井超え

[ 2021年12月20日 17:36 ]

契約更改交渉後の会見を終え、記念写真におさまるヤクルト・村上宗隆
Photo By 代表撮影

 ヤクルトの村上宗隆内野手(21)が20日、東京・港区の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2億2000万円プラス出来高払いでサインした。村上は「最大限の評価をしていただいた」と話した。

 高卒5年目野手の歴代最高年俸はイチロー、松井秀喜の1億6000万円(二刀流の大谷は2億7000万円)。昨季年俸1億円から1億2000万円増で2人のレジェンドを超えた。村上は「光栄ですが、まだまだ比べられるような成績じゃない」とし「来年は3割、40本、100打点を目指したい」と目標を掲げた。高卒、大卒、社会人問わず、5年目野手の年俸としても、これまで最高だったヤクルト・青木宣親に並んだ。

 村上は九州学院から17年ドラフト1位でヤクルトに入団。2年目の19年に36本塁打を放つなど、4番への階段を駆け上がった。昨年から不動の4番を務め、2年連続で全試合で4番として出場。打率・278、39本塁打、112打点で、初の本塁打王を獲得。6年ぶりのリーグ優勝、そして20年ぶり日本一へけん引。今季のセ・リーグ最優秀選手賞(MVP)に選出された。(金額は推定)

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2021年12月20日のニュース