ヤクルト・奥川、日本シリーズ開幕投手決定的 CSファイナルS完封対決、オリ由伸と初の投げ合いへ

[ 2021年11月14日 05:30 ]

ヤクルト・奥川
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 クライマックスシリーズ(CS)ファイナルSでMVPに輝いたヤクルトの奥川が、20日の日本シリーズ初戦の先発投手を務めることが13日、決定的となった。日本シリーズ進出決定後の会見で「日本シリーズがありますので、しっかりベストを尽くせるように頑張りたいと思います」と意気込みを語っていた右腕が大役を担う。

 勢いと結果をみれば、この男以外にはあり得ない。10日のCSファイナルS初戦。2位の阪神を破り勝ち上がってきた巨人打線を相手に、9回6安打でプロ初完封を飾った。「試合前からとても緊張していたので、ホッとしました」とはにかんだが、無四球、わずか98球で圧倒していた。

 「あの投球は大きかった。一つも、二つも勢いをつけてくれた」と大絶賛していた高津監督は、最後の頂上決戦でも、その右腕にかける。20歳7カ月で初陣マウンドに上がれば、鉄腕・稲尾(西鉄)の20歳4カ月に次ぐ、史上6番目の若さ。白星がつけば、その稲尾に次ぐ同2位の若さとなる。レギュラーシーズンは3度の中9日が最短での登板間隔だったが、初戦の登板後の状態次第では、第7戦目までもつれた場合に初の中7日での起用もありそうだ。

 過去8年連続でパ・リーグのチームが日本一の栄冠を手にしている。敵地で迎える初戦。相手の先発は、球界を代表するエースの山本が有力だ。「しっかり攻めて、持ち味を発揮できるように頑張りたい」。20年ぶりの頂点を目指すチームは、無限の可能性を秘めた奥川で先陣を切る。

 ≪26年前はブロスVS佐藤義則のノーヒッター対決≫▽95年日本シリーズの第1戦先発 前回ヤクルトとオリックスが対戦した95年、ヤクルトはブロス、オリックスは佐藤義則と、レギュラーシーズンに無安打無得点試合を達成したノーヒッター対決となった。ブロスは直前に右肩痛を訴え、大方の予想は石井一久が先発候補だったが、奇襲先発に。8回2失点で勝利投手となり4勝1敗でシリーズを制する原動力となった。高津監督はその第1戦含め1勝2セーブで優秀選手賞を受賞。中嶋監督は第1~3戦までスタメンマスクをかぶった。

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