ヤクルト痛恨1敗! 塩見のタイムリーエラーから7回一挙7失点 虎ととうとう0・5ゲーム差に

[ 2021年10月21日 21:51 ]

セ・リーグ   ヤクルト7―11広島 ( 2021年10月21日    神宮 )

<ヤ・広23>7回無死一、二塁、宇草の中前打を塩見が後逸(撮影・篠原岳夫)
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 ヤクルトは6年ぶり優勝へマジック3で迎えた広島戦(神宮)を壮絶な打ち合いの末に7―11で落として3戦勝ちなしの2連敗。2位・阪神が勝ったため0・5ゲーム差に詰め寄られた。ヤクルトの優勝決定日は最短で23日。

 ヤクルトは1―3で迎えた4回、川端がプロ野球記録に王手をかける代打30安打目の中前適時打を放って1点差に迫ると、主将・山田の左前適時打で同点。なおも2死満塁で主砲・村上が走者一掃の3点適時二塁打を左中間へ放ってこの回一挙5点が入り、逆転に成功した。

 だが、6―3のまま迎えた7回に悪夢が待っていた。4番手左腕・田口が招いた無死一、二塁のピンチで、宇草の中前打を塩見が後逸する痛恨のタイムリーエラー。打者走者の宇草も一気にホームインして6―6の同点となった。さらに坂倉、菊池涼、この回2打席目となった会沢にも適時打が出て打者11人で7安打を集中されて7失点。その裏、サンタナの19号ソロですぐさま1点を返して7―10と3点差としたが、直後の8回に6番手右腕・星が1点を失った。

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