巨人・岡本和 まさかの走塁ミスで悪夢5連敗 原監督「何とか打破していかないと」

[ 2021年10月10日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人1―7広島 ( 2021年10月9日    マツダ )

<広・巨>6回無死一塁、丸の左飛で飛び出した岡本和は、戻れずアウトに(撮影・森沢裕)
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 巨人は今季3度目の5連敗。その3度全てをこの最終盤の9月以降に記録した。原監督は「攻守」で「あの手この手という形ですけども、かみ合わないのが現状」と吐露した。

 攻撃では岡本和の走塁ミス。6回無死一塁で、丸の左翼へのライナー性の飛球を西川が捕って1アウト。一塁走者の岡本和は二塁を回ってから帰塁する際にベースを踏まずに空過し、アピールプレーで併殺とされた。

 “三角ベース走塁”に「年に(1度)あるかないかのプレー。いろんなものが出てしまう」と指揮官。本塁打と打点が13試合ない4番が停滞するチーム状況を象徴するようだった。

 守備では岸田に24試合ぶりの先発マスクを託した。起爆剤として期待したが「初回から戸郷が首を振りすぎだね。もう少し信頼関係があれば」と漏らす展開で、戸郷は3回0/3を4失点で降板した。

 リーグ3連覇は絶望的な状況だがCS進出は確実。指揮官は「何とか打破していかないと。みんなで押しのけないと」と見据えた。(神田 佑)

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2021年10月10日のニュース