阪神 投手陣も「不名誉」9四死球 2夜連続の執念継投も実らず 矢野監督「四球じゃなんも起こらん」

[ 2021年10月10日 23:04 ]

セ・リーグ   阪神4ー6ヤクルト ( 2021年10月10日    神宮 )

<ヤ・神(23)> 神宮球場の今季最終戦を勝利で飾れず険しい表情で引き揚げる阪神・矢野監督(撮影・大森 寛明)
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 阪神が敢行した2夜連続の必死の継投も実らなかった。

 3回2失点の先発・ガンケルを早々に諦めて矢野監督は、4回からリリーフを惜しみなく投入。しかし、2点リードの5回に馬場が塩見にソロを被弾して1点差とされると、3番手の及川が3連続四死球を献上して無死満塁とされ、小川がオスナに同点の中犠飛を浴びた。

 6回には2連投のアルカンタラが2失点でついにリードを奪われた。前夜は岩崎、スアレスを揃ってイニングまたぎで起用するなど執念のリレーで白星を奪取。しかし、この日は小刻みにバトンをつなぎながら投手陣が計9四死球とリズムを作れず、指揮官も「攻めていった結果なんだけど、フォアボールじゃなんも起こらんから。フォアボールやデッドボールじゃ、やっぱり…それも経験にはなるんだけど」と苦い表情を浮かべた。

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2021年10月10日のニュース