立大1年生・沖政宗が神宮デビュー2回無失点「どう立ち向かっていくか勉強しないと」

[ 2021年9月25日 16:42 ]

東京六大学野球・第2週第1日   立大15―6東大 ( 2021年9月25日    東大 )

<東京六大学野球 東大・立大>力投する立大の4番手・沖(撮影・木村 揚輔)
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 立大の沖政宗(1年・磐城)が神宮デビューを飾った。13―6の7回から登板し2回2安打無失点。「今日は緊張してしまった。失投を逃さないのが大学の厳しいところ。今のボールでどう立ち向かっていくか勉強しないと」と振り返った。

 持ち球は豊富な右腕だ。直球の最速は140キロ台前半ながら、カーブ、縦、横のスライダー、スプリット、チェンジアップ、ツーシームを操る。「(捕手の)黒岩さんに全て任せて、腕を振ろうと思った」と堂々としたマウンドさばきを見せた。

 小学6年生のとき、全国大会で神宮球場でプレーした経験があった。「そのときはサードだった。(マウンドは)新鮮な気持ちでした」と笑顔を見せた。持ち味の制球力でストライク先行の内容。与えた四球はなかった。

 チームは開幕3連勝を飾り、首位に立った。溝口智成監督は「沖はまだまだですけど、リーグ戦で打者に投げていって、成長してほしい」と期待を寄せた。(川島 毅洋)

 ◇沖 政宗(おき・まさむね)2002年(平14)4月23日生まれ、福島県出身の19歳。小6で小名浜少年野球教室で全国大会出場。磐城では昨夏の交流試合で甲子園を経験。1メートル80、79キロ。右投げ右打ち。 

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