日本ハム・清水 恩師・若生正広氏の訃報に「まさかこんなに早く…。寂しいの一言です」

[ 2021年7月27日 22:41 ]

若生正広監督

 東北高(宮城)などで監督を務めた若生正広氏の訃報に、九州国際大付(福岡)の教え子だった日本ハム・清水が「まさかこんなに早く…。寂しいの一言です」と無念の面持ちで話した。

 山口県周防大島から「甲子園に行ける監督のチームに」と入学した。「1年生から試合に使ってもらい、かわいがってもらった。よく叱られましたけど、その中に愛を感じた」。2年夏の福岡大会敗退後に猛練習に耐えると、秋になって「おまえはプロに行ける」とそれまでおぼろげだった進路を示された。3年時の14年夏には甲子園出場。秋に日本ハムからドラフト2位指名を受けた。
 若生氏が総監督を務めた埼玉栄では弟も指導を受けた。「あの方がいなければプロ野球選手になれなかった。“監督さまさま”という話は親とよくする」とかみしめるように話すと、「まだパッとした活躍を見せられていない。結果で天国の監督さんに恩返しができればと思う」と誓った。

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2021年7月27日のニュース