巨人・丸 決勝2ランも「僕のホームランなんて岡本さんに比べたらミジンコみたいなもんなんで」

[ 2021年7月7日 20:40 ]

セ・リーグ   巨人3―1中日 ( 2021年7月7日    東京D )

<巨・中(13)>4回無死一塁、丸は勝ち越し2ランを放ち、ナインの出迎えを受ける (撮影・森沢裕)
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 巨人の丸佳浩外野手(32)が中日戦(東京D)の4回に勝ち越し、そして決勝となる10号2ラン。広島時代の2013年から9年連続となる2桁本塁打を達成するとともにチームの連敗を2で止めた。

 「3番・中堅」で先発出場。2回に主砲・岡本和の25号ソロで1―1の同点に追いついて迎えた4回だった。先頭・坂本が中前打で出塁した無死一塁で入った第2打席。中日先発右腕・福谷が投じた初球の真ん中低めツーシームを逆方向の左翼スタンドに放り込んだ。

 試合後、お立ち台に上がった丸はインタビュアーからの祝福の言葉に「ありがとうございます!」と元気良く答えたと思ったら「いやもう、あの…。後ろに岡本様が控えているので、何とかうちの4番につなごうかなと。気持ちが楽になった分、いいスイングができたと思います」と早速、恒例の“主砲いじり”を開始。難しい球だったのでは?との問いに「ホントに非常にいい感触でした」とした上で「前回、(山口)俊さんが素晴らしいピッチング(8回1死までノーヒットノーランも敗戦投手)をしている中、なかなか点が取れてなかったので、何とか勝ち越すことができて本当に良かったと思います」と喜んだ。

 25歳の主砲・岡本和とのアベックアーチは今季5度目。息ピッタリですね!と振られると「いや、あの…。全然僕のホームランなんて岡本さんに比べたらミジンコみたいなもんなんで。あの…全然期待しないで。僕はコツコツつなぐだけなので、はい」と再び“岡本さんいじり”に走ってスタンドを沸かせた丸。本塁打は3日のDeNA戦(神宮)以来3試合ぶりで、9年連続2桁本塁打となったが「自分でもそこまで打てると思ってなかったですし。ただ、まだまだだと思ってますので、またあしたから1本1本積み重ねていけたらなと思います」と力強かった。

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