マー君“侍ジャパン対決”に苦杯 吉田正に先制打を浴びるなど6回5安打3失点で降板

[ 2021年7月7日 20:27 ]

パ・リーグ   楽天―オリックス ( 2021年7月7日    京セラD )

<オ・楽>6回、先制を許してしまった田中将(左)と炭谷のバッテリー(撮影・大森 寛明)
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 東京五輪に臨む侍ジャパンにも選出された楽天の田中将大投手(32)が7日、敵地でのオリックス戦に先発。5回まで1安打無失点と好投を見せるも6回、同じく侍ジャパンに選出された吉田正尚外野手(27)に左中間を破る先制2点適時二塁打を浴びるなどこの回計3失点。0―3とリードを許したまま6回5安打3失点で降板となった。

 田中将は巨人から加入後「8番・捕手」で移籍後初先発となった炭谷銀仁朗捕手(33)と日本代表として参加した2013年のWBC(ワールドベースボールクラシック)オランダ戦(〇10―6)以来のバッテリーを結成。

 炭谷のリードに導かれ初回からストレート先行で5回2死まで無安打無失点の好投。安定感抜群の投球を見せていたが、6回に崩れ3失点。福田、宗に連打を浴び1死1死一、三塁とされると吉田正に外角低め147キロのツーシームを上手く弾き返され、左中間を破る先制2点適時二塁打を浴びた。なおも2死三塁となってジョーンズに右前適時打を浴びるとベンチで落胆した。

 注目された吉田正との“侍ジャパン対決”は1、2打席は凡打に封じたが、3打席目に大事な先制点となる痛恨の一打を浴び悔しい結果に終わった。

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