堀内恒夫さん「こんなにもたくさんの方々に慕われているんだな、ってつくづく思ったよ」大島さん偲ぶ

[ 2021年7月7日 14:34 ]

堀内恒夫氏
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 元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫さん(73)が6日夜、自身のブログを更新。大腸がんのため、6月30日に亡くなった元日本ハム監督で野球解説者の大島康徳さん(享年70)を改めて追悼した。

 今月2日には「待つしかない。」のタイトルでブログを更新し、大島さんへの思いをつづっていた堀内さん。今秋に大分県中津市で開催予定のプロ野球OB参加イベント「ドリーム・ベースボール」に触れ、「大分県中津市は大島の生まれ故郷なんだ。故郷での開催を楽しみにしていたはずだよ。それを、あいつが忘れるわけがないだろう。だからこそ『待つ』としよう」と6月29日を最後にブログ更新が止まっていた仲間を気遣い、訃報が公になった5日には「大島康徳」のタイトルで更新したブログで「待ってたよ、大島 俺が待っていたこととは全く違うことだったけど」として悲痛な思いをつづっていた。

 そして、この日は「たくさんの方に読んでもらえてたくさんの方がフォローしてくれて そしてたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございました」と読者に感謝するとともに「大島はこんなにもたくさんの方々に慕われているんだな、ってつくづく思ったよ」と改めて大島さんを追悼した。そして「そのおかげでランキングとやらでも『隣同士になってるよ』って家族に教えてもらった。いつもはとっても離れてるらしいよ(笑)」とアメブロランキング野球部門で1位に大島さん、2位に堀内さんが並んだことをスクリーンショット付きで報告した。

 堀内さんの古巣と大島さんの古巣が対戦した6日の巨人―中日戦(前橋)は通算2000試合目のメモリアルマッチ。悲しみの中で見た試合は「試合はごめん。観ているようで観ていないような、で終わってしまった」としながらも「ただ、2―1で巨人が1点リードの8回 中日の攻撃で『大島』くんに同点にされた時は思わず笑ってしまったよ」と、大島さんと同姓の大島洋平外野手(35)に打たれた同点打には苦笑い。「大島康徳が勝たせにきたな、って(笑)」と続けた。

 「これじゃあ解説にならないね(笑)」と堀内さん。「上手くまとまらないけど今日はこの辺で。それでは皆さん、よい夢を」とブログを締めくくった。

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