九鬼だ谷川原だ 若鷹奮闘適時打 1軍定着アピールに工藤監督「チャンスで結果を残してくれた」

[ 2021年7月7日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク3ー11ロッテ ( 2021年7月6日    ZOZO )

<ロ・ソ12>8回1死二塁から中前タイムリーを放つ谷川原(撮影・長久保 豊)
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 若鷹が意地を見せた。0―11の7回1死満塁。ソフトバンク・九鬼が今季初安打となる適時打を放った。二木のスライダーを捉え、左前に運び、塁上では笑顔でガッツポーズが飛び出した。「久しぶりの打席でしたが、イメージができていた。チャンスを生かしていけるように」とコメントした。6回から今季初マスクをかぶり、3投手を好リードし無失点に導いた。強肩強打が売りの5年目捕手が攻守でアピールした。

 谷川原も続いた。9点を追う8回1死二塁。高めのツーシームを叩き、中前へ。反撃の適時打とした。「とにかく1本、1打席集中することだけでした」と振り返り、「小久保ヘッドコーチにアドバイスをいただいたことが打席の中で出せた」とうなずいた。

 捕手登録ながら内、外野を守れるユーティリティー性が魅力の24歳。1軍定着へ猛アピールが続く。工藤監督は「チャンスで結果を残してくれた」と諦めず戦った戦士たちを称えた。

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2021年7月7日のニュース