ヤクルト・山田 好調6月8本目19号 五輪も「前向きに自分がいいプレーできるように」

[ 2021年6月28日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト2―5巨人 ( 2021年6月27日    神宮 )

<ヤ・巨>6回2死、19号ソロを放つ山田(撮影・光山 貴大)
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 ヤクルトの山田が、2年ぶり7度目の20号に王手をかけた。1―4の6回。「点を取られた直後だったので、1点でも返したいという気持ちで打席に入った」と左腕・高橋が投じた140キロ直球を捉え、19号ソロを左中間席に放り込んだ。

 東京五輪では1番での起用も期待される背番号1。5試合連続安打をマークし、6月は打率・316、8本塁打、18打点と好調だ。稲葉監督からは打撃はもちろん「スピードも含めて期待している」と走力でも信頼を寄せられ、本職の二塁以外にもDHや一塁での起用も示唆されている。

 開幕戦で対戦することが濃厚なドミニカ共和国とは15年のプレミア12で対戦し、山田は「3番・二塁」で出場し、1安打2四球で3得点。攻撃の起点となり勝利に貢献した。母国・日本での五輪開催。「プレッシャーも凄いかかると思いますけど、前向きに自分がいいプレーできるように頑張りたい」。日の丸を背負う覚悟はできている。(青森 正宣)

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2021年6月28日のニュース